2014年6月30日月曜日

専門家派遣 2回目

装置の出願書類と、方法の出願書類の原案を持参して、修正点、不明部分や要調査部分の指摘を頂きました。

装置については、次回で完成する予定ですが、方法については書き方以外に内容的にも検討する必要があるので、もう少しかかりそうです。

2014年6月23日月曜日

DMM から3D出力品が到着

SketchUPからのデータでちゃんと出力されるのかどうか不安でしたが、ちゃんと出来上がってきました。

今回3D出力で製作した部品は、製品の肝になる部品なので、これで実際の開発にかかれます。

2014年6月20日金曜日

大学の研究室に相談

産業振興機構の方に仲介していただいて、大学の研究室へ除草ロボットの相談に伺いました。

除草ロボットの概略を説明しながら、複数台のロボットに協調動作や絶対位置の検出方法などについて、相談させていただき、有益なご意見をたくさん頂くことができました。
また、大学では3Dプリンタの導入も進んでおり、共同研究の企業でも利用することができるそうで、そのような協力も可能ですというお話でした。

ものづくり革新事業の助成金では、共同研究の費用も含められるので、そのあたりも含めて検討していく必要があります。

2014年6月18日水曜日

3Dプリントサービスに発注しました

Sketchupでモデリングした部品を、DMM.makeに発注しました。

ナイロン(ポリアミド)で、 4,073円だそうです。アクリル樹脂だと 25,726円になるようですので、まずはナイロンで試作して、改良後にアクリルかABSにて製作したいと思います。

数年前までは、樹脂部品を製作しようと思ったら、金型を起こして、千個ロットくらいで注文しないとできなかったのが、今では1個からネットで製作できるなんて、夢のような時代ですね。

Sketchupで設計した部品が、ちゃんとした形で届くのかどうか、楽しみです。

2014年6月17日火曜日

Arduinoでモーターを動かす

先日購入したまま手を付けていなかった Arduino ですが、やっと動かす気になりました。

まずは、Arduinoでプログラムするための環境を整えます。Arduino IDEを本家(http://arduino.cc/en/Main/Software)からダウンロードします。2014年6月7日時点で1.0.5r2になっています。私は Windows ZIP file版を使いました。

購入したのは、Arduino Leonardoというボードで、パソコンとの接続は MicroUSBのケーブルです。MicroUSBといえばスマートフォンのコネクタと同じなので、スマートフォン用のケーブルで繋がるだろうと思い、ケーブルは購入しなかったのですが、接続しても認識しません。

さすがにスマートフォン用ではダメかと、仕方なくエディオンで MicroUSBケーブルを購入してくると素直に繋がってくれました。

モーターを動かすためのドライバになる モーターシールドですが、純正モーターシールド Rev3と Adafruit モーターシールド V2があります。純正版だとDCモータ2台までですが、Adafruit版だと4台まで駆動できます。

Arduinoと接続するピンヘッダは半田付けされていないので、久々に半田ごてを握りました。

一応サンプルプログラムで、モーターが回ることは確認しましたが、実際のプログラムは後日改めてということになります。

2014年6月16日月曜日

弁理士さんに特許出願書類の相談 1回目

知財総合支援窓口では、必要に応じて知財の専門家である弁理士さんを派遣して頂けます。

前回の打合せで、ほぼ特許出願したい内容が固まりましたので、今回から弁理士さんを交えて実際の出願書類を作成していきます。
今回のアイデアの概略仕様書と背景技術、先行技術などの情報を加えて、特許出願のひな形に落とし込んだ原案を持参して、弁理士さんに内容の説明をして、修正箇所や検討すべき項目を教えていただきました。
また、特許では装置と方法を別々に出願することもできるそうなので、装置を先行して出願して、アルゴリズムが確定してから、方法の特許を出願しても良さそうです。

専門家派遣では、2~3回程度の相談が無料でできるようですので、その間に、なんとか出願書類が完成するところまで、こぎつけたいと思います。

2014年6月14日土曜日

Sketchupで、3Dプリント

樹脂部品を3Dプリントで製作したいと思い、いつも使っているSketchup Makeでモデルを作りました。

3Dプリンタを使うためには、STLというスライスデータで出力しないといけないので、Sketchupに STL入出力のプラグイン「SketchUp STL」をインストールします。

流れは下記の通りですが、Googleアカウントでログインしないとインストールが出来ません。

Sketchup→ウインドウ→機能拡張ギャラリー→SketchUp STL→インストール

それから、不要な線を削除するために 「CleanUp3」というプラグインもインストールします。

簡単な形であれば、このまま3Dプリンタに送ってプリント(造形)出来ますが、STLファイルにエラーがないかチェックして出力しないと無駄な時間がかかってしまうので、エラーチェック用に無償版「netfabb basic」をインストールします。注目すべきは、netfabb basicは、エラーを自動修正する機能も持っていることです。

Mini Magicsも無償で使えるそうですが、こちらはエラーチェックだけで、修正する機能はありません。

3Dプリント用データの作成手順は、下記の通りです。

1.Sketchupでモデルを作成すr。

2.Sketchupで、プラグイン→Cleanup3→CleanUp で、不要なラインを削除する。

3.Sketchupで、ファイル→Export STL で、STLファイルを出力

4.netfabb basicで STLファイルを読み込む

5.netfabb basic でエラーが表示されたら、Extras→Repair Part→Automatic Repair→Remove old part

6.netfabb basic→Part→Export Part→ as STL(ASCII)

7.sketchupで、ファイル→インポートから、STLファイルを読み込んで、1回の出力サイズに合せて部品を配置します。

8.sketchupで、ファイル→Export STL で、STLファイルを出力します。

後は、3Dプリンタに転送するか、3Dプリントサービスにデータを送って製作を依頼します。

2014年6月11日水曜日

Sketchupで、オブジェクトを円周上に連続コピーする

水車の羽根を描くのに一枚づつ書いていたのでは大変です。

そこで、連続コピー機能を使って作成します。

まず、羽根を1枚分と回転させる中心となる円を描きます。

1

羽根を選択しておいてから、回転ツールを円の中心に持っていき、「原点」と表示されたら CTRLキーを押しながら左クリックします。

2

カーソルを羽根の基準位置に移動して、左クリックして移動ターゲットと指定します。

3

羽根を円周方向に180°の位置までドラッグして、キーから「16/」と入力します。

4

同じように、180°の位置の羽根を360°の位置までコピーすれば、完成です。

5

羽根を一括でプッシュしたいところですが、標準機能では複数オブジェクトの一括プッシュはできません。

複数面を一括プッシュできる FacePusher プラグインが便利です。

Ruby Library Dept

但し、Sketchup 2014は対応していないようですね。また、プラグインのフォルダ(****はユーザー名)が下記に変更になっていますので注意してください。

C:\Users\*****\AppData\Roaming\SketchUp\SketchUp 2014\SketchUp\Plugins

2014年6月9日月曜日

知財総合支援窓口にて産業振興機構に相談

初回の打合せで、産業振興機構の担当者の方に簡単な説明をして、助成金の種類についてお聞きしたのですが、今回は知財総合支援窓口にて、産業振興機構の方を交えて、製品化について検討すべき内容について、打合せをさせて頂きました。

ご指摘事項:
・特許出願の背景技術や請求項について、理論的な裏づけや具体的な数値が必要
・電気部分より機械部分の方を改良すると、安価に対応できる部分はないのか
・今まで高価で採用できなかったセンサーでも、新しく安価で発売されているものがあるのではないか
・装置の利用現場で想定される外乱・外的障害に対する対応は考慮しているか
・市場規模の調査、販売ルート、販売見込みなどを検討して、事業化が可能か検討する必要がある

指摘されればなるほどと思いますが、自分だけで考えていると、思い込みでやっているところが多いことに気づかされました。

2014年6月2日月曜日

知財総合支援窓口に相談

2年前から温めてきた除草ロボットのアイデアを製品にしたいと思い、動き始めました。

まずは、仕様まとめて、概略構成図を描いて、部品をリストアップしてみました。
試作機の部品代が10万円程度で収まりそうなことがわかったので、基本部分から製作して行くことにします。

さらに、製品化した場合の権利保護の方法について、概略仕様書を持って知財総合支援窓口に相談に行きました。
やはり特許出願までしておくのが、一番のようです。
相談の中で、製品化するのなら県や市の助成金を利用した方が良いだろうということで、産業振興機構方を紹介していただきました。

ものづくり革新事業助成金が、700万円~1,000万円の3分の2まで補助してもらえ、人件費まで含められるというので、検討してみることになりました。ただし、支払いは対象期間終了後になるため、別途銀行につなぎ融資を申し込む必要があります。